【Blender】遠方背景の作り方(背景の多重層テクニック)【カメラ撮影】

さて、モデリングも一通りできたし、3DCGでの景色をカメラで撮影しよう!!!

と、意気込んだところ、

HDRIを使ってたら遠方があまり望んでない景色だったり。。。
HDRIを使わず空テクスチャを使っているとすぐ空だったりで不自然だったり。。。
または何もない情景だったり。。。


何か垣根や塀などで囲むのもありだが、今回は遠方の景色まで作り込む方法を解説。

。。。ではなく、正確には「作り込む」ではなく「作る」方法を解説。


遠方を作成するには、本当に何通りもある。

  • 先ほどの壁で囲む方法
  • ビルなどの建物で囲む方法
  • 板ポリを設置する方法

これは、正直その制作方針によって変わってくる。

ただ、3DCG作品の多くを見ると、ビルなどの建物で囲む方法が割と多い気がする。


で、今回は、そういう方法でなく、遠方の景色までこだわる方法だ。

リアル景色の遠方には、様々なものがある。

  • 街の景色
  • 道路の景色
  • 山の景色
  • 空の景色

これらが遠方に連なっている状態だ。

特にメージがある場合はこだわりたいが、しかし細部までこだわってモデリングしていると、さすがにそれは時間が無いし、悪循環だ。

ではどうすればいいか。

これが意外にも情報がなく、自分で色々調べたり試したりしている中で最善の方法が見つかった。

遠方背景の段階的な層の理解

遠方には二段階または三段階ある。

これは、3DCGをある程度経験してきたら分かることだが、なかなか語られてなく、ただ理論的で重要なことあかもしれない。

これをどうやら二層構成や三層構成などと呼ぶらしい。

一層目の遠方

まず、一層目の遠方だ。

一層目はシーンのモデリングと距離を空けずに設置する。

そこには、板ポリレベルではないが、ややローポリの建物などを置く。

カメラの映る範囲内のみでいい。

ただ、それでも全てモデリングするのはしんどいので、こういうときに便利なのが無料アセットだ。

CGTraderがとても便利だ。

ビルアセット マンションアセット 住宅アセット

二層目の遠方

そして、一層目の遠方と二層目の遠方には距離を空ける。

ここではかなり遠方になるので、建物群を設置する。

ビル群アセット
インポートしてみると、ローポリなのは結構軽い。

blenderファイルで、アペンドで設置するのも良い。

三層目の遠方

そして三層目の遠方だ。

これは無くてもいいが、その場合平地が連なる風景となる。

大抵の場合、向こうの方に山や、もしくはすこし高いとこからの撮影なら海が見えるので、それを配置する。

海は通常のシェーディングで、グラデーションをかけるだけで遠方なので海っぽくなる。

これも二層目の遠方から距離を空ける。

遠方配置のまとめ

よって、以下のような配置となる。

  1. 一層目の遠方(マンションや住宅)
  2. 空白
  3. 二層目の遠方(ビル群など高層階の建物)
  4. 空白
  5. 三層目の遠方(山や海)

これらの背景をおうちゃくをして全体一つの板ポリ(画像テクスチャ)でやってしまうと角度などがおかしくなる。

そして、それぞれの層の間は、ほぼ角度的にカメラからは見えないため、作る必要がないためスペースを作る。

もしくは作らなくていいようにカメラワークを工夫するべき。

そうしないと無駄な工程やファイル自体が重くなり動作も重くなってしまう。

なので、遠方背景は、層分離が重要である。


最後に・・・

今回は
  • 遠方背景の段階的な層の理解
  • 遠方配置のまとめ
についてまとめてみました。

最後までお読み頂きありがとうございました。

2025年08月10日

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