面のくり抜き（3通り）
ここでもつまづきました。なるべくモディファイアを使わずにしたかったので、直接メッシュを操作して「面をくり抜く」には、主に以下の2つの方法があります。
- ナイフツール
- ナイフ投影
それとモディファイアである
- Booleanモディファイア
これも簡単にできるのかと思っていましたが、座標で指定してくり抜くのがかなり複雑でした。
ナイフツール
- 「編集モード」→「頂点選択モード（1キー）」
- 「Ctrl + 右クリック」で、頂点を追加
- 「Nキー」の「トランスフォーム」で座標入力
- 同じ用ように計4つ頂点を作る
「Z値」が0以下になると見にくいので気を付ける。
自動的に頂点と頂点を結んで辺を作ってくれるが、最後の頂点は、自分でつなげる。
2つ頂点を選択→「Fキー」
これで4辺つながったので、「辺選択モード（2キー）」にして、
4辺選択して、再度「Fキー」。
これで面ができる。
そして「Kキー」でナイフツールに。
作った頂点をスナップさせながら4つ選択し、最後の頂点はダブルクリックし「Enterキー」。
これで仮で作った面も削除すると、行けた時もあるが、なぜか行けないときも多く、わけがわからなくなって断念。
ナイフ投影
これも設定がややこしい。
このように平面を2つ作る。
「テンキー7」などに切り替えて調整。
対象の面を選択して「編集モード」に。
ここで切り抜き枠用の平面を選択し、「メッシュ」タブより「ナイフ投影」。
そうすると、
このように線が出るんですよね。
どうやらこの線はBlenderの仕様で、消せないらしい。。。。
で、「Xキー」→「面」を選択すると、
このようにくり抜くことはできます。
ただ線が・・・
Booleanモディファイア
色々試しましたが、メッシュ操作だと不安定なのと余分な線（辺）が出来てしまうので、メッシュ非破壊のモディファイアを初めて使ってみることにしました。あとあと色々エフェクトかけていくと不具合が起こったりもあるようなので避けてましたが、だいたい窓のくり抜きはモディファイアで作っている解説が多いみたいなので、多分大丈夫でしょう。
まず、このようにメッシュを2つ用意します。
ここでつまずいたのは、貫通させる方は面の押し出しで作った直方体では成功しないということでした。
貫通させられる方は面でもいいのですが、貫通させる方は押し出していても面と認識されるようで、面ではなく最初からキューブなどの奥行きがあるメッシュを追加しておいてください。
やり方はそう難しくないです。
例えばこのように2つのメッシュを準備します。
そしてこのように完全に貫通するように重ねます。
貫通させられる方のオブジェクトを選択し、プロパティパネルの「モディファイア」から「モディファイアの追加」→「生成」→「ブーリアン」をクリックします。
「オブジェクト」より、貫通させるオブジェクトを選択します。
この時点で、問題なければくり抜きは完成します。
試しに、くり抜きに使ったオブジェクトをミュートすると、
このようにくり抜きが確認できます。
最適な面のくり抜き方法
上記を試してみた結果、「Booleanモディファイア」が一番よかったですね。シンプルで簡単ですし。
最後に・・・
今回は- 面のくり抜き（3通り）
- 最適な面のくり抜き方法
最後までお読み頂きありがとうございました。
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2025年04月25日
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