一眼レフカメラ EOS 6D Mark II 使い方マニュアル・機能一覧

一眼レフの基本的な使い方を、CANONのEOSを例にまとめていきます。

CANON EOS 6D Mark Ⅱは、リモコン操作や、カメラから発するWiFi機能があるため、ルーターがなくてもスマホなどに撮影したデータをすぐに転送して確認したり、スマホアプリでシャッターを切ったり出来るので便利です。

まず、一眼レフカメラ EOS 6D Mark Ⅱ にある撮影機能を見ていきましょう。

一眼レフ EOS の撮影モード

撮影モードは、一眼レフカメラにとって一番メインになる設定でしょう。

EOS 6D Mark Ⅱ の撮影モードの種類は、
  • A+(全自動)
  • CA (クリエイティブオート)
  • SCN(シーン)
  • Pモード (プログラムAE)
  • Tvモード (シャッター優先AE)
  • Mモード (マニュアルモード)
  • Bモード(バルブ)
  • C1・C2(カスタム)
があります。


撮影モードは、こちらの写真のダイヤルを切り替えて選択します。

その際、中央のダイヤルロックを押してロック解除してから切り替えます。


そして各撮影モードの液晶モニターには撮影画面メニュー(各モードによって異なる)があり、撮影画面メニューの中のこちらの写真の赤矢印をタップすることで、クイック設定メニューにアクセス出来ます。

A+ (全自動)


全自動は、自動で適した設定を行って撮影する機能です。

全自動モードには、以下の機能があります。

撮影画面メニュー

無し

クイック設定メニュー



CA (クリエイティブオート)


クリエイティブオートは、一歩進んだ自動撮影機能です。

CAモードには、以下の機能があります。

撮影画面メニュー


  • 背景ぼかし機能

クイック設定メニュー



CAモードの独自機能

CAモードの独自機能は以下になります。

  • 雰囲気を選んで撮影
  • 背景ぼかし機能

雰囲気を選んで撮影

「雰囲気を選んで撮影」には、
  • 標準
  • くっきり鮮やかに
  • ふんわりやわらかく
  • 暖かくやさしく
  • しっとり深みのある
  • ほの暗くひっそりと
  • 明るく
  • 暗く
  • モノクロ
があります。

背景ぼかし機能

背景ぼかし機能は、
  • OFF
  • 5段階で、左がぼかし、右がくっきり
があります。

SCN(シーン)


シーン撮影は、様々なシーンに合わせて撮影モードを選択するだけで、撮影に適した機能が自動設定される撮影方法です。

SCNには、以下の機能があります。

撮影画面メニュー

無し

クイック設定メニュー



SCNモードの独自機能

SCNモードの独自機能は以下になります。

  • スペシャルシーン
  • 明るさ

スペシャルシーン

スペシャルシーンには、
  • ポートレート
  • 集合写真
  • 風景
  • スポーツ
  • キッズ
  • 流し撮り
  • クローズアップ
  • 料理
  • キャンドルライト
  • 夜景ポートレート
  • 手持ち夜景
  • HDR逆光補正
があります。

明るさ

明るさは、7段階の明暗が可能です。

Pモード (プログラムAE)


プログラムAE とは、被写体の明るさに合わせて、適切な絞り値とシャッタースピードが自動的に設定される機能です。

AEとは、自動露出のことで、Auto Exposureの略です。

プログラムモードやPモードとも呼ばれます。

Pモードでは、以下の機能があります。

撮影画面メニュー



クイック設定メニュー



Tvモード (シャッター優先AE)


シャッター優先AEは、シャッター速度を設定することで、被写体の明るさに対するカメラの標準露出に必要な絞り値が自動的に設定される機能です。

AEとは、自動露出のことで、Auto Exposureの略です。

シャッター速度優先AE、Sモード、Tv (タイムバリュー) モードとも呼ばれています。

Tvモードでは、以下の機能があります。

撮影画面メニュー



クイック設定メニュー



Tvモードの独自機能

Tvモードの独自機能は以下になります。

  • シャッタースピード

シャッタースピード

シャッター優先AEは、自由にシャッタースピードを変更出来るので、動的な物を効果的に撮影する際に向いています。

シャッタースピード

Avモード (絞り優先AE)


絞り優先AEは、絞り値を設定することで、被写体の明るさに対するカメラの標準露出に必要なシャッター速度が自動的に設定される機能です。

AEとは、自動露出のことで、Auto Exposureの略です。

Aモード、Avモード (Aperture Value) とも呼ばれています。

Apertureとは開口や隙間と言う意味です。
カメラでは開口の事を絞りと言います。

絞りを変えることで、ピントが合って見える範囲を調整することができます。
絞れば絞るほど(F値を小さくするほど)周辺がぼけて行きます。

Tvモードでは、以下の機能があります。

撮影画面メニュー



クイック設定メニュー



Avモードの独自機能

Avモードの独自機能は以下になります。

  • 絞り値

絞り値

絞り値は、1.8〜22の間で設定出来ます。

絞り優先AEに適した撮影は、やはりぼけを効かした撮影に向いています。
  • 一輪の花の写真
  • 一人の人物の写真
  • 料理写真
など、一つの物に焦点を当てて撮影する際に向いています。

もしくは逆に絞り値を上げて、風景全体をぼけ無く撮影する際にも使います。

Mモード (マニュアルモード)


マニュアルモードは、自分でシャッタースピードや絞り値を決めて撮影する時に使います。

Mモードとも呼ばれます。

Mモードでは、以下の機能があります。

撮影画面メニュー



クイック設定メニュー



Mモードの独自機能

Mモードの独自機能は以下になります。

  • シャッタースピード
  • 絞り値

シャッタースピード
1/4000秒〜30秒の間で設定が出来ます。

絞り値
絞り値は、1.8〜22の間で設定出来ます。

Bモード(バルブ)


Bはバルブの略で、シャッターボタンを押している間シャッターが開いたままになる長時間露光のバルブ撮影という撮影方法です。

30秒までのシャッター優先AEと比べて、バルブは1時間でも2時間でも好きなだけシャッター開けっぱなしに出来ます。

星の天体観測写真などに適しています。

カメラを強い光源(太陽や人工的な強い光など)に向けると撮像素子やカメラの内部が破損する恐れがあるので注意が必要です。

シャッターを押している間、バルブが開けっぱなしになりますが、ずっと押しているのはしんどいので、予め設定することも出来ます。

Menu
カメラマーク
4
バルブタイマー

を「する」に変更して、infoボタンを押して露光時間を設定します。

Bモードでは、以下の機能があります。

撮影画面メニュー


  • 絞り値
  • ISO

クイック設定メニュー



Bモードの独自機能

Bモードの独自機能は以下になります。

  • 絞り値

絞り値
1.8〜22の間で設定が出来ます。

C1・C2(カスタム)

カスタム設定1と、カスタム設定2です。

各撮影設定機能の一覧

撮影画面からアクセス可能な機能

ISO

ISO

シャッタースピード

シャッタースピード

クイック設定からアクセス可能な機能

AF(オートフォーカス)

AF方式 AF動作

ドライブモード

ドライブモード

測光モード

測光モード

記録画質

記録画質

ホワイトバランス

ホワイトバランス

ピクチャースタイル

ピクチャースタイル

オートライティングオプティマイザ

オートライティングオプティマイザ

自撮りする方法

一眼レフで自撮りする方法を以下にまとめています。

自撮りについて

リモコン

CANON EOS 6D Mark Ⅱ は、リモコンに対応しています。

対応のリモコンは、以下のページに記載しています。

リモコンについて

三脚の使い方

続いて三脚の使い方を書いていきます。

三脚は別売りになりますが、以下のページに記載しています。


困ったときは

困ったときのメモを、以下のページに書き留めているので、リンクしておきます。

操作で困ったときは

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