おすすめの動画編集アプリ
出来るだけパソコンは避けてスマホで動画を作りたく、スマホで使いやすく高性能なアプリを探してみました。スマホ用動画作成アプリは、簡易なアプリだとレイヤー機能(明確には違いますが、ピクチャーインピクチャーやPIPやPinP、またはオーバーレイなどと言ったりします)さえ無いアプリが多いので、Premiere Proなどのパソコン用の動画作成ソフトを使ってからiPhoneアプリに移行しようとすると、かなり物足りなくなるので、レイヤー機能(ピクチャーインピクチャー、PIP)のあるアプリの中で、またPremiereは月額は高いので、コストもなるべく抑えれるベストなアプリと機能を書き留めておきます。
ちなみにレイヤーとは動画トラックや静止画トラックを複数重ねることができる機能で、ピクチャーインピクチャーは、単一の動画や静止画の上に更に動画や静止画を重ねる機能ですが、アプリによってはピクチャーインピクチャーでもレイヤーのように編集ができるアプリがあるので、ピクチャーインピクチャーはアプリによって機能はまちまちだったりします。
また、AdobeのPremiere Proはパソコン版のみしか存在しませんが、Premiere Rushというアプリがあり、それはパソコン版もスマホ版もあります。
Premiere Proよりは機能は劣りますが、Premiere Proが月額2480円もかかりますが、Premiere Rushのスマホ版のみだと月額550円で可能です。
マルチトラック機能(レイヤー機能)があって、更にトラックミュート機能があるアプリは、調べたところ、2021年現在ではPremiere RushとLumaFusionのみのようです。
VN ビデオエディター (無料)

完全無料アプリにしては完成度がかなり高く、操作性も素晴らしいです。
レイヤー機能もありますますが、レイヤー数の追加は5つのレイヤーまでのようです。
クリップの移動は、トラック越しの移動も含めてPowerDirectorよりスムーズに移動出来ます。
ただ難点は、クリップの音声のミュートはありますが、トラックやクリップのミュートが見当たらないので、一時的にミュートするには不透明化するしかないです。
フォントサイズを変える際に数値で変更することが出来ます。
文字のフェード機能もあり、フェードタイムも自由に数値で変更出来ます。
調べる限り、最高の無料動画編集アプリでしょう。
CapCut (無料)

完全無料アプリにしては完成度がかなり高く、操作性も良いです。
レイヤー機能(ピクチャーインピクチャー、PIP)もあり、レイヤーの追加はトラックを選択してない状態から「はめ込み合成を追加」より追加出来ます。
ただ、8トラック目を追加しようとすると、「はめ込み合成トラックが上限に達しました」と表示されるので、レイヤー数は7までのようです。
クリップの移動は、トラック越しの移動も含めてPowerDirectorよりスムーズに移動出来ます。
キーフレームの追加や操作性もPowerDirectorより良いです。
ただ難点は、クリップの音声のミュートはありますが、トラックやクリップのミュートが見当たらないので、一時的にミュートするには不透明化するしかないです。
あとは、やはりこちらもフォントサイズを変える際に数値で変更することが出来ないようです。
Wink (無料)
BeautyPlusなどで有名なMeitu社がリリースしている動画編集アプリです。
こちらのアプリのいいところは、トラック数(PiP)が、おそらく無限に出来るところです。
その他使用感確認中です。
VITA (無料)

こちらも完全無料アプリにしては完成度がかなり高く、操作性も良いです。
レイヤー機能(ピクチャーインピクチャー、PIP)もあります。
ただ、レイヤー追加は3つまでのようです。
クリップの移動は、トラック越しの移動も含めてPowerDirectorよりスムーズに移動出来ます。
ただこちらも難点は、クリップの音声のミュートはありますが、トラックやクリップのミュートが見当たらないので、一時的にミュートするには不透明化するしかないです。
あとは、やはりこちらもフォントサイズを変える際に数値で変更することが出来ないようです。
文字のフェード機能もあり、フェードタイムも自由に数値で変更出来ます。
PowerDirector (有料)

とにかく使いやすいです。
スマホアプリでの動画制作は操作性がより重要となってきますが、他の動画制作アプリと比べて操作性が良く分かりやすかったので、トラック数 (レイヤー数) が多い時はこれを使うことにしています。
ちなみにレイヤー数は最大で9つまでです。
PowerDirectorの難点は、クリップの移動や表示部分調整の操作がやりにくい事と、トラックのミュートやクリップのミュート機能が見当たらないので、一時的にミュートしたい時は不透明化するしかないのと、フォントサイズを変える際に数値で変更することが出来ないことです。
あとはサブスクにすると、iStockとShutterStockの素材が無料で使えるところはメリットですね。
その他アプリ
Exif Viewer by Fluntro
動画サイズ確認
このアプリは、一覧画面で画像サイズだけでなく、動画サイズ(容量と縦横値)も確認出来ます。用途に合わなかったアプリ
動画編集アプリ
惜しい順に並べています。VLLO

ピクチャーインピクチャー機能がありますが、有料とのことです。
文字の大きさやフェードタイムを数値で設定出来たり、その他文字に関する細かい設定が出来ます。
ただ文字のフェードタイムが最長2秒にはなりますが、多機能でデザインも良いです。
Cute Cut
レイヤー機能もありますし見た目も綺麗ですが、操作性がところどころわかりにくい部分があります。
無料版だからかもしれませんが、テキストを後から編集出来ません…
テキストのフェード機能は無いようです。
LumaFusion
インストールに3680円かかるのでインストールはしてませんが、説明を読む限りトラックミュート機能はあり、レイヤー機能もあって良さそうですが、難点は最大6レイヤーとのことです。
fimorago
トラック間のクリップ移動がしにくいです。
無料版では書き出し時にロゴが表示されます。
テキストのフェードインアウト機能はありますが、タイムを変更出来ないようです。
行間や文字間隔は数値で設定出来ますが、文字サイズを数値で設定出来ません。
Premiere Rush
トラックのミュートが出来るのでかなり使えるのでは?と思いましたが、レイヤーは有料版でも最大4つまででした。
あと文字(タイトル)が何故か解像度悪いのと、文字の移動が出来ないといった融通が利かない仕様でした。
Adobeでは珍しく使い勝手が良くなかったです。
iMovie
レイヤー機能はありますが、ちょっと操作性が良くなかったです。
テキストのフェードタイムなど細かい設定が出来なかったりします。
Videoleap
課金(買い取りだと8400円)するとレイヤー無制限。
レイヤーはありますが、クリップのレイヤー間の移動や、レイヤーの順番変更が分かりにくいです。
分かりにくかったですが、文字の大きさはピンチイン、ピンチアウトで変更出来ます。ただ文字サイズを数値で指定して設定することは出来ません。
文字のフェード機能もあり、5秒以内の範囲で数値で設定出来ます。
PicsArt
切り取りなどが出来ますが、PicsArtというロゴが載るので、Meituなどを使います。
InShot
無料版は広告が表示されます。
レイヤー機能(ピクチャーインピクチャー、PIP)がありません。
文字入力(タイトル)機能は、大きさを数値で設定でき、フェード機能もあり他の動画編集アプリより機能が豊富ですが、フェードタイムが少ない値しか設定出来ませんでしたので、「Vont 」アプリに決めました。
Perfect Video
ピクチャーインピクチャー機能はありますが、レイヤーのようなピクチャーインピクチャーではなく、単一の動画や静止画に対しての機能になります。
Filmmaker Pro
本格的に作れるらしいですが、分かりにくかったです。
VivaVideo
レイヤー機能(ピクチャーインピクチャー、PIP)がありません。
Magisto
レイヤー機能(ピクチャーインピクチャー、PIP)が無い簡易的なアプリです。
MixClip
レイヤー機能(ピクチャーインピクチャー、PIP)が無い簡易的なアプリです。
文字入力にフェード機能もありません。
動画編集(Video Editor)
その名も動画編集。
ただ、広告が多く、レイヤー機能(ピクチャーインピクチャー、PIP)が無く、文字入力にフェード機能もありません。
最後に・・・
今回は- おすすめの動画編集アプリ
- その他アプリ
- 用途に合わなかったアプリ
最後までお読み頂きありがとうございました。
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