自宅撮影なら自宅撮影用で、それに合った光の強さを選びたいところです。
当然、光の強さが強くなれば機材も高くなるでしょうし、電力も消費します。
光の単位は、主に
- Lm(ルーメン)
- Lux(ルクス)
- cd(カンデラ)
- K(ケルビン)
では、順番に見ていきましょう。
光の単位の違い
Lm(ルーメン)
Lm(ルーメン)は、光源から放たれたすべての光「光束」の量を表す単位です。いわゆる、光の総量のことです。
Lux(ルクス)
Lux(ルクス)または単位記号では「lx」は、照らされた場所に、どれだけ光が入っているかを表す「照度」の単位で、光源から遠ざかるほど数値は小さくなります。cd(カンデラ)
cd(カンデラ)は、光源から出る光の強さ「光度」を表す単位で、照らす範囲の一番明るい箇所の数値です。カンデラは、ラテン語で「ろうそく」を意味する言葉で、英語のキャンドルと同じ語源の言葉です。
なので、1cdは一般的なろうそく1本の明るさとほぼ同じとなっています。
K(ケルビン)
K(ケルビン)は、上記3つの単位とは種類が異なり、色の温度を表す単位です。低いほど赤みがかった色、高いほど青みがかった色になります。
電力の単位
光の単位と合わせて、電力の単位も書いておきます。A(アンペア)
A(アンペア)は、電流の単位のことです。V(ボルト)
V(ボルト)は、電圧の単位のことです。W(ワット)
W(ワット)は、消費電力のことです。A × V = W(電流 × 電圧 = 消費電力)になります。
実際の例での単位の目安
では、各単位の実例はどれくらいなのでしょうか。ルーメン
懐中電灯
100lm〜1500lm部屋の明かり
部屋の広さ | ルーメン(光の総量) |
---|---|
6畳 | 約2000lm |
8畳 | 約3500lm |
10畳 | 約5000lm |
商品撮影ボックス
約6000〜8000lmルクス
ルクスは、ライトから〇〇mで〇〇lxといった考え方になります。撮影機材での例
リフレクター付き照明
こちらは93350lux/1m となっています。
こちらは34600Lux/1m となっています。
こちらは、10100lux/1m となっています。
遮光板付き照明
例えばこちらの照明ライトであれば、
15500Lux / 0.5m、6000Lux /1m
となっています。
こちらは、3360Lux/1m となっています。
スクエア型ライト
こちらは、最大照度1100Lux / 0.5m となっています。
スマホやカメラの補助ライト
こちらは、985Lux / 0.5m となっています。
最後に・・・
今回は- 光の単位の違い
- 電力の単位
- 実際の例での単位の目安
最後までお読み頂きありがとうございました。
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2023年02月22日